
アメ車。アメリカ合衆国の自動車メーカーが製造した車の総称。大きくてごつい。でかさが魅力で5000CC、重量2㌧超の車が多く、今でも人気がある。広大な面積を有するアメリカでは鉄道建設に膨大な費用を要することから道路建設が優先された。ただ、その道路はデコボコで何千㌔も走行するのにはタフさが求められ、それがごつい車となった。中でもゼネラルモーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラーがビッグスリーとして有名で、これらの車は時代の要請に合った車だったと言える。
そのうちのGMが上級車ブランドであるキャデラック初のEV車を公開した。EV専用のモジュール式プラットフォームと容量100KWhのアルティウムバッテリーシステムを採用。バッテリーパックのレイアウトにより低重心化を実現した。大量のガソリンを使用して走行していたキャデラックがEVとなり、GMが2023年までに20車種のEVを投入するというのも時代の流れと言うものだろう。
同じアメリカにおいて石油・ガス事業が排出する温室効果ガスのメタン削減を目指した規制を廃止するというニュースが流れてきた。国内エネルギー産業にとって重荷となり、効果のない規制であると批判し廃止するようだが、地球温暖化対策が世界中の喫緊の課題として位置付けられている中での廃止はいかがなものか。大国であれば何をしてもいいとはならない。それは日常生活でも同じだろう。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
12月8日(月)から12月14日(日)まで
価格上昇
11日補助金増額で値下げ
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12月15日付掲載予定
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