
新型コロナウイルス感染症に関しては様々な情報がニュースなどで報じられ、今もって国民の最大関心事であることは間違いのないことだと思うが、一時期ほどの危機感がなくなっているようにも思われる。それは感染者数の減少もあるが、感染者増加時のマスク不足がより危機感を募らせたようなきらいもある。事実、以前はマスクをしていない人は罪人扱いされたという話もあった。
その新型コロナウイルスの感染防止対策のひとつとして取り入れられたのがホームワーク、在宅勤務である。官公庁のほか民間企業でも出社率3割、5割などと、半分に満たない人しかいない状況もあり、今でも継続している企業等がもある。北海道経済部が7月に実施した道内民間企業におけるテレワーク普及実態調査結果によると、1319社のうち、感染症拡大前から導入4・3%に対し、感染症拡大後に導入16・4%、導入していないが今後導入予定6・8%と感染拡大後の導入が、予定も含めると事前導入の5倍以上になっている。業種別の導入率は、情報通信業の81・8%に対し卸・小売業は15・7%にとどまる。
言葉は悪いが、SSは接客して油を売ってなんぼの世界なので在宅勤務はなじまない。それどころか、感染の危険にさらされても店頭の従業員は接客している。確かに怖かったなどとの声を聞くが、地域のエネルギー供給拠点として、熱意と誇りをもって対応しているこの業界こそ真に評価されるべきでないか。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
5月12日(月)から5月18日(日)まで
価格上昇
値戻しの機運高まる
|
05月10日付ヘッドライン
■2029年度 1億2220万klに 石油製品需要見通し |
■期待失せ盛り上がり欠く 価格高騰が追い打ち GW商戦 |
■自給率15.3%に上昇 2023年度エネルギー需給実績 |
■市町村・特別区で97%に 地方公共団体の非常用電源設置 |
■好調車検「まだまだ取る」 道エネ東白石SS |