自動運転は画期的段階に
世界初の「レベル3」指定
2020.11.30
 今どき10年10万㎞は「高齢車」じゃない。車の寿命を表する言葉として使われていたが、これは過去のこととなり、現在ではきちんとメンテナンスさえしていれば20年20万㎞も不可能ではないと言われている。ただし消耗品はこれに当たらず、限界を迎えるサイクルは伸びたものの、タイミングベルトやブレーキなどは10万㎞を目安にリフレッシュやメンテナンスをした方が愛車は長持ちするという。

 愛車が快適であればドライブも快適になる。その愛車の運転をサポートする自動運転で大きな動きがあった。国土交通省が11日に世界初の「自動運転車(レベル3)の型式指定」を実施。指定を受けた本田技研工業は同日、この技術を搭載したレジェンドを年度内に発売すると発表した。自動運転技術は5段階に分かれており、レベル3は高速道路での渋滞時に運転者の運転操作の軽減を目的に、前走車や周辺の交通状況を監視するとともに、自動運転して前走車を追従するもので、画期的な段階への突入と言える。

 この自動運転技術の開発がさらに進み、運転手を必要とせず、走行エリアも限定されず、どんな道路でも自動運転で走行可能な状態を指すレベル5が実現し、子どもや高齢者でも自宅で入力などをすると、指定した時間に迎えに来て目的地まで乗せていってくれるような夢の世界となったら、教官に叱られながら取得した運転免許証はどうなるのだろう。要らなくなるのだろうかと、ふと思った。   (祐)


北海道のガソリン価格予想
6月30日(月)から7月6日(日)まで
価格上昇
仕切上昇

06月30日付ヘッドライン

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