差別化も無論必要だが
生き残りこそが大前提
2021.1.20
 最近は学校の校庭などでも見かけることがなくなった二宮金次郎像をSSの目印として設置し、プチ名所となっているSSが兵庫県小野市にある。王子町の尾花石油小野中央SSで、尾花石油の伊藤賢吾社長によると「ガソリンスタンドはどこも代わり映えしないので、何か目印がほしいと先代が40年前に設置した」ものだそう。同社SS6カ所すべてに設置しており「珍しさからか写真を撮っていく若者を見かける」とか。

 二宮金次郎(後に尊徳)は比較的裕福な農家に生まれたが、河川氾濫で所有する田畑を失い両親が他界。幼くして親類の家に預けられ、働きながら時間を惜しんで勉強し歩きながら読書、それが後々有名な話となった。小さな努力が大切だという「積小為大(せきしょういだい)」を体得し、小田原藩の財政再建も成功させた。

 この勤勉さから昭和に入り金次郎像が全国の小学校に設置されたが、近年では校舎の建て替えなどに合わせ撤去されている。「子どもが働く姿を勧められない」というのが主だった理由だが、最近では「歩きながらは、ながらスマホを助長する」との声もあるとか。

 何か目立つもの、他と違うものという差別化はこの御時世に必要不可欠。サービスでも技術でも切磋琢磨し一段上を目指すことが大切なことは言うまでもないが、基本は何より企業が存続していることではないか。無駄な競争をし続けて疲弊するより、確実な利益を生み出す方法を考えていくべきだろう。    (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月4日(月)から5月10日(日)まで
変わらず
前週の値下げ、そのまま維持か

04月30日付ヘッドライン

■マージン縮小に危機感 「安値合戦」再び顕在化
■収支予算など総会提出議案承認 北石連・商が理事会
■減少続かず7年度11件 危険物取扱者の「違反行為」
■経営への影響依然9割超 道が原油価格などの高騰で調査
■需要の創出などが課題 水素・アンモニアの社会実装で経産省