差別化も無論必要だが
生き残りこそが大前提
2021.1.20
 最近は学校の校庭などでも見かけることがなくなった二宮金次郎像をSSの目印として設置し、プチ名所となっているSSが兵庫県小野市にある。王子町の尾花石油小野中央SSで、尾花石油の伊藤賢吾社長によると「ガソリンスタンドはどこも代わり映えしないので、何か目印がほしいと先代が40年前に設置した」ものだそう。同社SS6カ所すべてに設置しており「珍しさからか写真を撮っていく若者を見かける」とか。

 二宮金次郎(後に尊徳)は比較的裕福な農家に生まれたが、河川氾濫で所有する田畑を失い両親が他界。幼くして親類の家に預けられ、働きながら時間を惜しんで勉強し歩きながら読書、それが後々有名な話となった。小さな努力が大切だという「積小為大(せきしょういだい)」を体得し、小田原藩の財政再建も成功させた。

 この勤勉さから昭和に入り金次郎像が全国の小学校に設置されたが、近年では校舎の建て替えなどに合わせ撤去されている。「子どもが働く姿を勧められない」というのが主だった理由だが、最近では「歩きながらは、ながらスマホを助長する」との声もあるとか。

 何か目立つもの、他と違うものという差別化はこの御時世に必要不可欠。サービスでも技術でも切磋琢磨し一段上を目指すことが大切なことは言うまでもないが、基本は何より企業が存続していることではないか。無駄な競争をし続けて疲弊するより、確実な利益を生み出す方法を考えていくべきだろう。    (祐)


北海道のガソリン価格予想
6月29日(月)から7月5日(日)まで
変わらず
多少の上げ下げありか

06月25日付ヘッドライン

■旺盛な拡販意欲に期待 夏商戦いよいよ本番突入
■堀川氏が講演「備蓄こそが曲者」 北海道白菱会研修会
■燃油調達で58%に影響 道が中東情勢の影響を調査
■クーポンなどの認知広がりドラスル好調 中和石油セルフ苫小牧沼ノ端
■早めの「仕掛け」で拡販 タイヤ販売でアイックスセルフ川下