それぞれに違う価値観
「的はずれ」だって重宝
2021.2.10
テレビの前を通りかかり何気なく画面を見ると、東北地方のロケなのか、地元の人2人が何か話をしていた。日本海側の漁村で育ち東北訛りの人の会話をよく耳にしていて、それなりに理解できていたが、その時のその2人の会話は理解できなかった。きっと地元の人のみぞ知る言葉なのだろう。学生時代、高校時代に卓球をやっていた新潟と鹿児島出身の2人が方言を交えながら熱心に卓球の話をしていた。終わったあとに2人とも「分からない言葉はあったけどなんとなく理解できた」と話していたのを聞いて、経験者ならでは理解できるものがあるのだと感心した。

 また、胆振・日高を担当するディーラーの営業マンと話をする機会があった。売れ筋の車などの話の流れでタイヤの話になった時に「この地域も雪は降るのでスタッドレスタイヤはもちろん必要だが、1月でも舗装路面が出ているので、性能・制動より長持ちするタイヤが喜ばれる。女性客などにはその方がいいと勧めている」と話していた。タイヤメーカーが苦心惨憺し制動距離を縮めようとしているのに、長持ちするタイヤが選ばれる地域がある。

 その業界、あるいはその地域に長くいることで、他では知り得ないことや的はずれと思われるものが重宝されることがある。また、そういったサービスが行われていること自体知らない顧客、特に車に対する知識が少ない女性などには、積極的にアピールしていくのも、存在感を示すひとつになる。  (祐)


北海道のガソリン価格予想
4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため

04月30日付ヘッドライン

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