
1月中旬から道内各市場で進んだ市況の是正を受け、道内各市も石油製品納入価格の値上げに舵を切ったことが4日現在の本紙調査で明らかになった。レギュラーガソリンは価格改定を見送った1市を除く34市のうち31市が値上げに動き、35市平均価格は前回調査から2円96銭上がって127円27銭。残る3油種もほぼ同様の上げ幅となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内35市の多くは、毎月20日過ぎに納入業者からの申し出や独自調査に基づき価格を改定、月初に遡るか翌月に繰り上げて適用しており、道内各市場で進んだ1月中・下旬の値戻し、底上げを反映させた市が多い。
今月4日現在の本紙調査によると、レギュラーガソリンは前回調査(1月8日現在)以降の価格改定を見送っている1市を除く34市のうち9割を超す31市が、室蘭、登別の7円を最大に値上げに動き、35市平均価格は前回調査から2円96銭上がって127円27銭。
最高値は消費税込みで149円60銭となる稚内の136円、一方で最安値は芦別の111円90銭だった。
軽油も31市が値上げに動くなどガソリンとほぼ同様の動き。35市平均価格は前回調査から2円90銭上がって113円59銭となり、最高値は室蘭など3市の121円、最安値は芦別の94円20銭だった。
■ 灯油・A重油
灯油はプライスリーダーであるコープさっぽろの値上げが2月1日からとなったが、1月中旬から販売業者の多くが値上げに動いたこともあって25市がそれを反映。未納入1市を除いた34市平均価格は前回調査から2円50銭上がって73円90銭。
A重油もほぼ同様、25市が値上げに動くなどしたが、上げ幅は灯油よりやや小さく、34市平均は2円39銭上がって74円11銭だった。
北海道のガソリン価格予想
12月22日(月)から12月28日(日)まで
価格上昇
値戻し後の下げもあり
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