SSは今も貴重な就職先
夢のある若者を迎えたい
2021.3.15
 久しぶりに感動する言葉に出会った。「かなった夢は次の夢を生む」。ヨット世界一周レースに参加して前回の途中棄権という雪辱を果たしアジア勢で初めて完走したヨットマンの言葉だ。○○になりたいという幼い頃のたわいもない夢や会社の売上げを10億円にしたいと社員に宣言する責任のある夢、さらには誰が見ても実現不可能な夢など夢は様々あるが、夢を持たない人生には何の成長、前進もない。女子サッカー界のレジェンド、澤穂希選手も「夢はみるものでなく、かなえるもの」と語る。

 1日に道内の225公立高校で卒業式が行われた。今年もコロナウイルス感染対策のため、卒業生のみで在校生の出席はなく、保護者もゼロまたは1家族1人などと大きく制限され、校歌斉唱もないものとなった。中には式に出席できない在校生が校舎外から卒業生にエールを送る高校もあった。今年、希望を胸に巣立った高校生は約3万人になるという。

 「高校の時にアルバイトをしていたので」と、SSを就職先として選んだきっかけを話す所長が結構いる。高校を卒業してすぐ就職したと言う人のほか「一度別の仕事についたけど、辞めて地元に戻ってきたら声をかけてくれた」と言う人もいた。つまりSSは地元の若者にとって貴重な就職先になっているということなのだろう。脱炭素化で将来的に厳しさが予想されてはいるが、夢のある地域、夢のある業界に、夢を持った若者が多く来ることを期待したい。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

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■「まずは技術力磨け」 HNCが勝ち組SS応援セミナー
■基本方針への準拠求める 官公需で経産省が都道府県知事に要請
■LINEでショップカード 道エネチャレンジ西野3条SS
■油販増大へ集客策次々 東日本宇佐美セルフ山の手通宮ノ丘SS