「女性活用」は時代の趨勢
SSだって例外じゃない
2021.3.20
 3月8日は朝から議会議員数割合や企業の管理職数など、女性の登用にかかわるニュースが多かった。その理由が、この日は国連が定めた国際女性デーだったと知った。知らなかったことは恥ずべきことだが、今なお女性が不利な立場にあることを知らされた。我が国は男社会、男性社会とよく言われる。男は外で働き、女は家を守る。そうした習慣が長く続き、今なお残っている。


 先日、女性杜氏の紹介記事を見た。女性には出産等による血の穢(けがれ)があるなどとの言いがかりから酒造りでは女性を排除してきた。この42歳の杜氏はそれにとらわれず、現在は実家でもある明治15年創業の京都老舗酒蔵の5代目当主となっている。13年間の見習い期間を経て杜氏になるまでには少なからず苦労もあったはずだが、それを「周りの人は男性ばかりだったけど、みんな親切で」と言い切るところにこの女性の強さが垣間見える気がした。

 SSの店舗も以前は男性社会だった。これには免許保有が影響していた。女性の保有者はマイカーブーム到来の昭和47年でも20%に届かず、顧客も女性が少なく従業員も男性が多かった。それが平成30年には男性54・7%、女性45・3%と拮抗。とともにSSにあこがれる女性が出現するなど女性従業員も増え、中には全員女性というSSもある。これからは顧客にしろ従業員にしろ女性といかに上手に付き合うか、女性を男性と同様の戦力として活用していくかが鍵になっていく。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

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