車への愛着は人それぞれ
「レア」への対応も不可避
2021.4.20
 2020年度の車名別新車販売台数NO1は、20万2652台でトヨタ自動車のクロスを含むヤリスに決まった。トヨタ車が1位になるのは2016年のプリウス以来で4年ぶり。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がまとめたもので、2位は前年まで3年連続首位だったホンダの軽自動車N―BOX。トップテンは登録車5台、軽自動車5台。登録車はいずれもトヨタ車で、軽自動車はホンダのほかスズキ、ダイハツ2台、日産と4社が占めている。前年度に比べ登録車が4台増加、軽自動車が4台減少と相反する結果となった。


 一方、国土交通省は自動車の燃費ランキングを公表した。普通・小型自動車部門では販売台数1位のヤリスがトップで、ヤリスクロスが3位。2位プリウスなど上位5台はトヨタ車。軽自動車ではスズキアルトがトップで2位マツダキャロル、3位スズキワゴンRとこちらは販売台数の上位に入っていない車が占めた。

 これに呼応するかのように、新しい燃費基準によるワーストテンをまとめた雑誌があった。1位レクサスLX570、2位トヨタランドクルーザーZX、3位ニッサンGT―R。1位と2位はSUVの本格派となっているが、古くて、燃費が悪くてもこの車に乗りたいという人はいる。その車は持ち主には代えがたいものであるはず。整備も含め、そういったレアな客を相手にする、相手ができる、相手が任せられるSSがあってもいいのでは。    (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月13日(月)から5月19日(日)まで
価格上昇
一部に値戻しの動き

05月20日付掲載予定

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