収束が見えないコロナ禍でもSSレンタカーは昨年後半からの勢いそのままに好調を持続する
国の緊急事態宣言発令などで新規感染者数が減少しつつある本道の新型コロナウイルス感染症だが、従来型より感染力の強いインド型(デルタ株)が入り込むなど収束への道はまだまだ遠いのが現状。「昨年よりはいい」といった声もあるが、自燃油需要の減少など石油業界への影響は決して小さくない。そうした中でSSレンタカーがすこぶる元気だ。凸凹はあるものの「ご近所需要」がさらに増大するなど相変わらず好調を維持している。
観光客らをメインターゲットとするレンタカー専業店は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴う外出・往来の自粛などで苦戦。簡便・格安プランを投入するなど地場利用の開拓で打開を図るが、厳しい状況からは脱却できずにいる。
これに対しSSレンタカーは、使い勝手の良さと低料金とを武器にすこぶる元気。昨年、緊急事態宣言に伴う外出・往来の自粛で4、5月は減販を余儀なくされたが、緊急事態宣言解除後、とりわけ6月中旬からは「思ってもみなかったほどの忙しさ」となり、それ以降、そうした状態がそのまま続いているような感もある。
ほとんどのSSが利用客に使用目的を尋ねることがないため確認する術はないが、公共交通機関を利用することでの感染リスクを避けたい高齢者や主婦らが買い物などで短時間利用する「ご近所需要」がより増大しているようだ。それを裏付けるかのように、ある関係者は「2カ月前から予約を受け付けているが、計画的な利用が減る一方で突然の予約が増えてきている」と話す。また、カーシェア利用者が車内の汚れなどを嫌って清潔感のあるSSレンタカーに流れてきているとの見方もある。
専業店と同様、観光客らをターゲットとする駅や空港近くの一部SSでは需要が落ち込むなど凸凹もなくはないが、総じて好調を維持しているSSレンタカー。とりわけ土・日曜日には稼働全車が出払い、徐々に1泊2日や2泊3日といったレジャー型の利用も戻りつつあるという。
消毒作業が加わったこともあって「返却後の作業が大変だ」というスタッフの悲鳴が、まるで雄たけびの声のようにも聞こえてくる。
北海道のガソリン価格予想
3月23日(月)から3月29日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
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03月15日付ヘッドライン
■道内各市場で即刻転嫁 空前の値上がりに対応 |
■大規模停電想定し燃料供給支援訓練 道経産局と陸自北部方面隊 |
■コスト転嫁 徹底確認 北石連が全道理事長会議 |
■「小樽エネルギー」を設立 北海道エネルギーと杉商が共同出資 |
■車販を油外の柱に 系列専門店との連携強化 出光リテール百合が原SS |