Webで「石油セミナー」
「SSの防災拠点化を」
2021.7.20
 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から例年7月に開催してきた石油セミナーを見送った石油連盟は、ホームページ上で「WEB版石油セミナー」の動画配信を開始した。特別講演を行った名古屋大学の福和伸夫教授は、歴史の教訓から南海トラフ地震が迫ってきていることを指摘し、事前対策の重要性を説くとともに、SSの防災拠点化にも触れた。

 石油連盟は、コロナ禍により昨年に続きホームページ上(トップページ下段ほかほかアカデミー内)で「WEB版石油セミナー」を公開。北海道システムセンターのホームページからも視聴が可能となっている。今年は特別講演のほか石油連盟や日本ガス石油機器工業会からのお知らせ、最新の石油機器や全石連が展開する満タン&灯油プラス1缶運動など9種類の動画で構成している。

 特別講演は、名古屋大学の福和伸夫教授の前編「災禍と歴史、近年の災害に学ぶ」、後編「来る災害を乗り越え 災い転じて福となす」と、日本エネルギー経済研究所の工藤拓毅理事の「ゼロエミを考える 再生可能エネ導入の現状と課題」の3題。

 福和教授は前編で過去の大震災の前後には風水害や噴火、疫病などがあったと振り返り、近年も風水害が急に増え、新型コロナが襲ってきた、歴史の経験から南海トラフ地震が迫ってきていると指摘。一方、後編では南海トラフ地震とともに被害が大きい首都直下型地震にも言及。「これまでの震災の教訓に学び、首都のあり方を見直し、一極集中の是正を進めていかなければ」と主張。全石連が進める満タン&1缶運動に触れ「自助の力を育むことで災害時にも不幸にはならない。SSを防災拠点とすることが重要」と力説した。

 一方、工藤理事は世界的潮流でもあるゼロエミッションの実現には国民負担の増大などの課題があることを指摘した。

 なお、北海道システムセンターでは秋頃に石油セミナーのリアル開催を検討している。



北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か

04月05日付ヘッドライン

■中東情勢の影響緩和へ 23機関で「連絡会議」設置
■業界に新たな仲間加わる 道内石油販売業者が入社式
■修復痕など見極め 6人が難関、トレーダー検定に挑む
■荷卸し立会いを徹底 危険物事故防止へ消防庁が「実施要領」
■利益率向上に腐心 日の丸産業社真駒内SS