企業は「人」で成り立つ

労働条件改善は不可避
2021.8.15
 以前、コロナ禍で時間に余裕のある時にはその時間をスタッフの指導に充て、コロナ収束時には余裕をもってスタートしたいと語る道南のSS所長を紹介したが、コロナ禍の影響が特に大きい宿泊業や飲食業ではコロナ禍後、一転して人手不足に陥るのではという懸念が出ている。


 北海道が実施したコロナ感染症拡大による売上げなどへの影響に関する調査では、宿泊・旅行業で94・0%、飲食業では100%の企業が売上げが減少したと回答し、危機的な状況にある。ただ、同じく北海道が公表した毎月勤労統計調査では宿泊・飲食サービス業の月間現金給与総額が前年同期比3・4%増加。月間総実労働時間も25・7%増加している。売上げ減少による人手減らしから、引き留めのための賃金引き上げ、少人数による労働時間の増加ということか。

 この人手減らしに遭った人達が、コロナ禍収束後に再びに戻ってくるのか見通せない、だから人手不足になるという憶測のようだ。やむを得ない事情があったとしても、当人には大変なことで、それなら何があっても安定して勤められる職業にと思うのは当然かもしれない。

 ちょっと前までSS業界も人手不足だった。人が集まらず、負担が増大して社員も退社し、さらなる人手不足という悪循環を招いていた。コロナ禍のような今こそ「企業は人で成り立つ」と肝に銘じ、やむなく業界を去って行った人達が戻ってくる、戻りたいと思うような業界を目指すべきだ。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
10月5日(月)から10月11日(日)まで
価格上昇
週末下げ、週初め値戻しパターン

10月05日付ヘッドライン

■喫緊の課題で白熱論議 「品薄灯油」など俎上に 北石連が全道理事長会議
■「採用」の方策など検討 燃料小売業の人材戦略ワークショップ
■灯油の価格抑制求め コープさっぽろなど道経産局、道に要請行動
■Jクレジット購入でCN エネコープが当麻町と連携協定
■作業効率の改善に腐心 コスモ石販セルフ藤野