コロナ禍の影響重く

昨年比増も油販伸びず
2021.8.25

給油客の来店は期待ほどには伸びなかったよう
 コロナ禍2年目で迎えた今年の盆商戦。人出が多くなり挽回への期待も大きかったが、思ったほどの好転は見られず、大幅に減少した昨年よりは良かったものの、まだ本格的な回復には至っていないという声が大勢を占めた。8月に入り感染者が拡大し、2日にまん延防止等重点措置が発令されたことも大きく影響。洗車も天候の関係でよくなかったとの声が多かった。


 7月下旬の4連休にそれなりの人出があったことから期待とともに迎えた盆商戦。 「昨年よりはいいが、例年に比べたらまだまだ」という声が全道各地で大勢を占めた。

 札幌市内の燃料油販売は大勢と同じ状況のSSが多く、洗車は汚れより虫取り洗車が多かったというSSがあった。札幌近郊の大型商業施設近隣のセルフSSも大勢と変わらず、天気が良すぎて洗車する人がいないという声も。空知管内の国道に面するSSでは、車の通りはあるが給油はそれほどでもなく、地元の人が少なかった分、洗車も少ないといった様子。

 観光地を抱える道南圏では「数量の落ち込みは外国人の来店がない分だけ」で、本州を含む他管内車は多かったというSSも。他のSSは大勢どおりで、例年に比べ油販は7割程度だといい、洗車も雨模様で低調に推移したようだ。

 道内有数の胆振管内の温泉街では、ホテルなどに観光客が戻って車の通行も多くなったが、給油する人は少なく、別の温泉街ではレンタカーなど他管内ナンバーの給油が増えたものの「マスクをしない人もいた」と困惑した様子。

 道北圏では大勢と同じ状況だというSSが多い中で「昨年は下降、今年は上昇という意味で先行きは明るい」と語る所長もいるが、洗車は悪かったと口をそろえる。

 道東圏でも昨年より20~30%伸びているSSがあるものの、例年と比べて「まだ低調だ」との声が多く、来店客が少ない分、洗車も少なかったといった声も。中には「お盆は暇なイメージしかない」と話す所長もいた。


北海道のガソリン価格予想
10月26日(月)から11月1日(日)まで
変わらず
仕切りは下がっているものの

10月25日付ヘッドライン

■道内セルフSS574カ所 セルフ化率35・5%に
■「輸入灯油調整単価」など 臨時記者会見で経産局の浦田局長、国の3対策説明
■災害への備え再構築 道が燃料供給情報伝達訓練
■令和7年の施策の実施状況を審議 道環境審温対部会
■心配なのは灯油商戦の行方 価格高騰を懸念 三宝産業スカイロード発寒SS