
石油情報センターがまとめた令和3年3月末現在の「セルフSS出店状況」によると、スプリット型を含む全国のセルフSS数は前年同期比147カ所増の1万467カ所で、全SSに占めるセルフSSの割合(セルフ化率)は1・3ポイント上昇し36・1%。そのうち本道は前年同期比9カ所増の554カ所、セルフ化率31・7%となっている。
令和2年4月から令和3年3月までの1年間にスプリット型を含め全国では200カ所が新規参入する一方、53カ所が撤退し、令和3年3月末のセルフSS数は前年同期比147カ所増の1万467カ所となった。
規制緩和によってセルフSSが解禁となった平成10年度以降、全国的には13年度から急速に増加し始め、14年度、18年度には年間の増加数が1000カ所を超すまでになったが、22年度からはその伸びも急激に鈍化。27年度からは増加数が200カ所を、29年度には100カ所をも割り込んでいたが、30年度には撤退数が大幅に減少したことで盛り返し、21年をかけて1万カ所の大台に乗せていた。
本道の令和3年3月末セルフSS数は全国で最も多い愛知の632カ所に次ぐ554カ所で、前年同期比9カ所の増。増加数では東京の12カ所に次いで多かった。
本道では、11年度に帯広と札幌に初めてセルフSSが誕生してから着実にその数を伸ばしてきたが、23年度と27年度には小幅ながら撤退が新規参入を上回るなど、全国と同様に近年、その伸びは鈍化してきている。
なお、全SS(令和3年3月末現在)に占めるセルフSSの割合(セルフ化率)は、セルフSS数が増加する一方で母数となるSS総数が減少していることもあり、全国が前年同期を1・3ポイント上回る36・1%、本道が0・9ポイント上回る31・7%。全国で最も高いのは神奈川の53・3%、最も低いのは山梨の22・5%だった。
北海道のガソリン価格予想
11月3日(月)から11月9日(日)まで
価格上昇
値戻しへの意欲旺盛
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10月20日付ヘッドライン
■数を増すSS過疎地 3月末で全国381市町村、本道73市町村に |
■「対策」の基礎など伝授 道経産局が情報セキュリティセミナー |
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■暮らし向きなどやや改善 日銀「生活意識」調査 |
■アポロハット併設 タイヤに注力 AIXセルフベニータウン |