
「NO」と言える日本。このエッセイが世に出たのは日米貿易摩擦最中の1989年。執筆者は当時の盛田昭夫ソニー会長と政治家の石原慎太郎氏。それまで米国の言いなり・イエスマンとなっていた日米貿易への批判とともに他国に依存しない態度を取るべきと主張、注目を集めたのは記憶に新しい。また最近「声を上げない日本社会」というタイトルの論文を新聞で見た。日本社会では「お上に従え」との風潮がいまも幅を利かせていると指摘している。
「勤勉で物も言わず我慢」が日本人の美徳と言われてきたが、盛田氏らはともに、そうではないと言っているように思う。コロナ禍が拡大する中で、今年の夏に道南のSS所長が「マスクをしないで運転してきて、そのままサービスルームに入ってきたりトイレに行ったりする人がいる。感染は怖いけど注意したら文句を言われそうなので我慢している」と話していた。
これは日本人の多くが取る行動だと思うが、外国人は違う。ドイツではマスクを着用するよう注意したSSの店員が銃で射殺された。毅然とした態度が悲惨な事故につながったものだが、最近は交通事故を起こしてもあきれるような理由を堂々と主張する老人などが多くみられる。日々様々な客と接する従業員を守るのは大事なこと。ただ単に「注意するように」だけでは防ぎきれない事故もある。極端だが「マスクを着用しない方には給油しません」という看板を出すくらいの覚悟が必要では。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
6月1日(月)から6月7日(日)まで
価格上昇
仕切り上昇分転嫁、底上げへ
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06月05日付ヘッドライン
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