
映画や漫画の中で強面の借金取りが「金返せないならマグロ漁船に乗せるぞ」と返済を強要する場面や「内臓を売るかマグロ漁船に乗るか」などというセリフが出てくる。陸からはうかがい知れない船上の仕事から、誇張などもあって危険な職種とみられることが多かった。そのマグロ漁だが、漁業団体がイメージ改善を目指し、仕事の内容などをYouTubeで動画配信してから、乗船希望の若者が続出しているそうだ。
船上の作業ゆえに逃げ場がないことや豊漁が続き水揚げすればするほど儲かるため何十日も休みなく働いたという話がタコ部屋呼ばわりされるなどの都市伝説となり敬遠されてきたが、これまでも違法な操業がなかったことを示したほか、今は個室があり、Wi─Fiが使える船もあることなどを紹介したことで誤解が解け、漁師に憧れる若者の就業が増えたのだという
どの業種もそうだが、SS業界も未来永劫発展していくためには優秀な人材の確保が欠かせない。日本もゼロカーボンの実現に向けてガソリン車の新車販売が2030年半ばには禁止される。将来に明るい希望が持てる業種には優秀な人材も集まるが、SS業界は希望の持てる業種となっているのか。将来ビジョンを示し、我が業界は例えガソリン車がなくなっても、それに代わるこういうもので発展していく、というものを示さなければ人は集まらない。優秀な人材が活躍していくためには今対処しなければ間に合わない。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
11月17日(月)から11月23日(日)まで
変わらず
国の補助金拡大に伴う値下げも一段落
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11月20日付ヘッドライン
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