道内35市燃料油納入価格
ほぼ半数が「騰勢」反映
2021.10.25
 供給ひっ迫懸念などに伴う原油価格の高騰を背景とした市場価格の値上りを受け、道内35市のほぼ半数が価格改定スパンを短縮するなどしてそれに対応していることが、今月14・15日現在の本紙調査で明らかになった。残る半数についてもきょう20日以降、独自調査などを進め対応する方針だという。  =金額は消費税抜き=

■ ガソリン・軽油

 元売仕切り価格の上昇を受け、札幌市場では今月だけでも3度、累計で8円程度の転嫁を進めており、そうした状況は他市場でも同じ。

 道内35市の多くは、20日過ぎに納入業者からの申し出や独自調査に基づき価格を改定、月初に遡るか翌月に繰り延べ適用しているが、そのほぼ半数が価格改定スパンを短縮するなどして対応。中でも量販店の攻勢による市況の崩れが戻った室蘭などでは、10円を大きく超す値上げとなった。

 残る半数も、納入業者から値上げ要請がきているところが多く、きょう20日以降、独自調査も進め対応していく方針。

 なお、14・15日現在のレギュラーガソリン35市平均価格は、前回9月1日調査から3円35銭上がって145円48銭、軽油は3円40銭上がって132円ちょうどだった。


■ 灯油・A重油

 灯油やA重油もほぼ同様の状況だが、コープさっぽろが今月18日から灯油価格を全道一律で3円値上げした分にかかる反映はこれからとなる。

 14・15日現在の35市平均価格は、灯油が1円47銭上がって90円50銭、A重油が1円34銭上がって90円84銭。灯油は9カ月連続の値上げとなった。


北海道のガソリン価格予想
2月23日(月)から3月2日(月)まで
価格上昇
値戻し

02月20日付ヘッドライン

■些細な「行き違い」が主 消費者センターへの灯油めぐる苦情等
■得意先に「幸運」届ける 稚内で灯油まつり公開抽選会
■「健全経営」など重点に 北見石協が通常総会で事業計画など決める
■洋上風力関連産業創出へ1500万円 北海道の新年度予算案
■油外拡販へ積極的取り組み ナラサキ石油発寒SS