ちょっとした気遣いで
「お得感」の創出が大切
2021.12.15
 普段料理をする方ではないが、テレビをつけたら料理番組が好物の鍋料理だったので何となく見ていた。内容は季節の食材を市販の鍋の素で調理、最後に砕いた長芋を入れるという、自分でもできそうなものだった。番組では調理の途中に、B面レシピというのを説明していた。何かというと、鍋料理に使った鍋の素の袋の裏に、例えば長芋を3分の2使った時の、残りの3分の1など残った食材を使った料理の説明。よく考えており「なるほど」なと感心した。何気なく買った鍋の素で別の料理もできる。こういったことで得をした気分にもなるのではないか。


 以前、給油に寄ったSSでごみを捨ててもらった時、スタッフから「もしよかったら、これを使ってください」とポケットティッシュを差し出された。風邪気味で鼻をよくかんでいたからの気遣いだと思うが、普段は道端などで配られるポケットティッシュさえもらうことがないのに、その時はその1個のポケットティッシュにいたく感激した覚えがある。こういった心遣いで得した気分にさせることは、割り切った、冷めた考えが横行する現代でも十分に通用することではなかろうか。

 景品など物を与える「得」だけではなく、サービスなどの気遣いでも「得」は与えられる。タイヤ交換の時にワイパーも一緒に取り換えるとか、多分これまでにもやってきたような様々なことがこれから大きな力になるのではないかと、鍋料理のテレビ番組を見ていて感じた。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

■「採算販売」最優先に 北石連・商理事会が総会提出議案承認
■「まずは技術力磨け」 HNCが勝ち組SS応援セミナー
■基本方針への準拠求める 官公需で経産省が都道府県知事に要請
■LINEでショップカード 道エネチャレンジ西野3条SS
■油販増大へ集客策次々 東日本宇佐美セルフ山の手通宮ノ丘SS