すぐに崩れるイメージ
守り抜く意識が不可欠
2022.2.5
 最近よく軽自動車の白いナンバープレートを見かける。この白いナンバープレートは2019年ラグビーワールドカップと2020オリンピック・パラリンピックの特別仕様ナンバープレートの一種で、すでに交付は終了しているが、廃車するまで使用が可能だそうだ。通常の黄色のナンバープレートは1975年に導入された。この時、それまでの2輪車と同じサイズから普通車と同じサイズに変わり、普通車との識別を容易にするため黄色となった。白いナンバープレートは、軽は黄色というイメージが変わり、軽でありながら普通車のような感覚を持つ。


 先日、友人が仕事先の会社で社名の入った営業車でのバスレーン走行と違法駐車禁止のお達しが出たと話していた。昨年秋のことだそうで、たまたま見かけた人からクレームが入ったための禁止だ。違法駐車を通報した人は「お宅はきちんとした会社だと思っていた。違法駐車するような人を雇う会社だとは思わなかった」と憤る。たまたまのことで会社のイメージ、信用までも下げる結果となったようだ。

 SSは元売の看板を掲げている。知らない人からすれば、元売の看板を掲げているということは元売が経営していると思っても不思議ではない。もしSSで何か不手際があった場合、その元売のイメージが悪くなる、はたまたその元売にクレームが行く可能性もある。いつ何時、イメージが急変するかもしれないということを常に意識することが肝要だ。  (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月13日(月)から5月19日(日)まで
価格上昇
一部に値戻しの動き

05月20日付掲載予定

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