利便性高いガソリン券
増販を目指したいもの
2022.6.5
 ガソリンギフト券の販売、取り扱いが北海道でも6月1日(一部は8月1日)から始まる。ガソリン価格が高騰しており、貰った人は助かると喜び、贈った人も喜ばれて満足する商品である。1100円で販売し、店頭で1000円分のガソリンや灯油のほか、洗車やオイル交換などにも使える、使い勝手の良いギフト券だ。小樽で開かれた全石連の説明会で、100円が流通経費として上乗せされると聞いた時に「高くはないのか」と思ったが、ビール券は845円で販売し770円分、お米券も500円で販売し440円分と、ともに10%程度を経費として上乗せしており、ガソリン券が決して高くはないことが分かった.


昨年、東北や関東など20都府県の3951SSと直販した全石連とを合わせ3万7702枚のガソリン券を販売した。今年は8月1日に全国展開を実現し、全国で10万枚以上の販売を目指すこととしているそうだが、正直言ってまだ認知度が低い。昨年、岩手県や福島県のディーラーが新車の成約特典としてガソリン券をプレゼントし、実現はしなかったが自治体が灯油高騰支援策としてガソリン券の購入を検討した経緯がある.


認知度が高まり、ガソリン券が流通すると、券を使って気軽に給油に来る人が増え、増販につながる。販売店は50枚以上の先行買取が必要だが、こういった類のものは早いもの勝ちの感があり、すぐにでも近くのディーラーなどに営業をかけてみてはいかがか。   (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月13日(月)から5月19日(日)まで
価格上昇
一部に値戻しの動き

05月20日付掲載予定

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