道内各市場では、ゴールデンウィーク前後からガソリン、軽油市況が軟化。それを受けて道内35市の多くがそれら納入価格の値下げに動いていたことが、今月6日現在の本紙調査で明らかになった。レギュラーガソリンの35市平均価格は前回調査を3円84銭下回って151円57銭となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
前回調査(5月6、9日現在)以降、滝川や名寄など5市は価格の改定を見送っているが、レギュラーガソリンについては残る30市のうち29市が芦別の90銭から小樽の9円までの幅で値下げに動いている。
道内各市場では、ゴールデンウィーク前後から市況が軟化。毎月20日過ぎに納入業者からの申し入れや独自の調査に基づき価格を改定する市が多い中で、それが反映されたかたちとなった。
35市平均価格は、前回調査を3円84銭下回る151円57銭。最高値は消費税込みなら177円となる稚内、北見、釧路の161円、最安値は芦別の139円70銭だった。
軽油も状況は全く変わらず、価格を改定した30市のうち29市が最大で8円の値下げに動き、35市平均価格は前回調査を3円71銭下回って138円24銭となっている。
■ 灯油・A重油
灯油は、市場の動きがそれほどなかったことから、未改定5市、未納入1市を除く29市のうち23市が価格を据え置き、残る6市が最大で3円の値下げに動いた。34市平均価格は前回調査を5カ月ぶりに41銭下回って107円87銭となった。
A重油は、15市が価格を据え置く一方で2市が値上げ、10市が値下げに動き、未納入3市を除く32市平均価格は前回調査を99銭下回って106円70銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため
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