
道内主要市場で値崩れ、値戻しが繰り返される中、道内35市の約3分の1となる12市が燃料油納入価格の改定を見送っていたことが10月31日~11月1日に実施した本紙調査で明らかになった。残る23市もレギュラーガソリン、軽油については半数を超す14市が値下げに動いている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
札幌市場やその周辺市場では、9月入り早々に8円程度の転嫁、値戻しが進み、レギュラーガソリン看板価格はフル166円、セルフ163円大勢に持ち上がったが、その後は徐々に軟化。10月に入って仕切り上げを機に第3週、第4週それぞれ4円程度の底上げが進んだが、結果的に看板価格は9月のそれに戻っただけとなった。
そうした中、道内35市の約3分の1となる12市が納入価格の改定を見送り、残る23市も半数を超す14市が最大で4円の値下げに動いた。
レギュラーガソリン35市平均価格は、前回9月29、30日調査を71銭下回る150円62銭。軽油もほぼ同様の動きとなっており、35市平均価格は前回調査を72銭下回る137円06銭となった。
■ 灯油・A重油
灯油は市場の動きが極めて小さく、価格改定見送り12市、未納入1市を除く22市の8割を超す18市が価格を据え置いたことから、34市平均価格は前回調査を小幅08銭下回る108円51銭。
A重油も同様で、未納入1市を除く34市平均価格は前回調査を86銭下回る106円76銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
7月7日(月)から7月13日(日)まで
変わらず
仕切によっては下げも
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07月15日付掲載予定
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