
国連の専門家機関が南極上空のオゾン層が2066年までに、極端に減少する前の1980年の水準に戻るとの予測を発表した。また、北極では2045年、他の地域では2040年までに回復する見込みだという。オゾン層とは、酸素原子3個(分子式はO3)からなり、上空10~50㎞の成層圏に約90%が存在し、有害な紫外線を吸収して地上の生態系を保護している。
そのオゾンが冷蔵庫やエアコンの冷媒などに使われていたフロンなどの化学物質の影響から減少し、オゾン層に穴が開いたように見えるオゾンホールが発生。地上に降り注ぐ紫外線が増大して生物の身体に悪い影響を及ぼすとされ、1970年代から問題化。1987年のモントリオール議定書でフロンなどの生産と消費が禁じられたことで徐々にオゾンホールが縮小し始め、今回の発表に至っている。
近年は地球温暖化の問題ばかりが多く取り上げられ、オゾン層が注目されることもなくニュースとしてあまりピンとこなかった人も多いかもしれないが、努力により一度壊れたものが回復する良い事例かもしれない。
現在、地球温暖化対策がなされ2050年を目安にカーボンニュートラルを掲げる国や企業も多い。パリ協定(気候変動に関する国際的な枠組み)では、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1・5℃に抑えるのが目的だが、これらもオゾン層の場合と同じように努力を続けることで早期実現の可能性が膨らむのだろう。 (彰)
北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
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03月25日付ヘッドライン
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