
新春恒例の箱根駅伝は駒澤大学が優勝。昨年の出雲全日本大学選抜と全日本大学駅伝とも合わせて史上5校目となる大学駅伝3冠を達成し、大八木弘明監督の退任宣言で幕を閉じた。箱根駅伝好きとしては「人の走るのを見て何が楽しい」という冷ややかな視線を浴びながらも、正月2日と3日は朝8時から午後1時半頃まで、昼食もそこそこに釘付けで見ている。
箱根駅伝の沿道の観衆は2020年大会まで100万人を超えていた。コロナ禍となった21年は「応援したいから、応援に行かない」をキャッチコピーに応援自粛を求めた結果、約18万人と激減。22年も自粛を呼びかけたが、コロナ禍慣れもあり60万人と21年から3倍に増え、自粛を求めない23年は3年ぶりに100万人突破かと思われたが、約91万人と大台には達しなかった。
道央の地方都市のSS所長が昨年の盆商戦の際に「帰省しない、帰省しても出歩かない。不要不急の外出はしないということが定着しているのではないか」と語っていたが、箱根駅伝の91万人もその定着によるものだろう。ただ、残りわずか9万人、この回復が業界の現状にも当てはまると思える。売上げなど昨年に比べると確かに増えてはいるが、コロナ前までには至っていないという声をよく聞く。コロナ前への1~2割程度の回復を何で埋めるか、この回答を見つけるのが今年の課題。2030年代中頃のガソリン車の新車販売禁止までは体力を温存しておきたいものだ。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
12月15日(月)から12月21日(日)まで
価格上昇
値戻し後に値下げ
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