
「ガソリン半分給油の節約効果は限定的、万が一を考えると満タン給油がベター」という記事を読んだ。一般的な乗用車のガソリンタンクの容量は40㍑から60㍑程度に設定されており、ガソリンの質量は1㍑当たり0・75㎏。満タンにすると約30㎏から45㎏の重量が加算されるが、半分給油だと約15㎏から22・5㎏の軽量化が図られる。
新化学技術推進協会では、100㎏の軽量化で燃費はおよそ7%から9%向上するとしており、これをヤリスクロスに当てはめると、半分給油で燃費は1・4%向上する。ただし、燃料代は満タンと半分とで月間142円ほどしか違わないそうだ。この金額をどう見るかは人それぞれだが、大きな違いとは思えない。それよりも災害時など万が一の備えとして満タンにしておく方が万全だと書いてあった。
一方、山口県周南市で、40年以上営業していたSSが設備の老朽化等を理由に閉店するという記事もあった。そこには「いつものとおりにある、いつものSS。日常の風景として目にしていたものがなくなってしまうのは寂しいもの」だとも。
最近、道内でもSSの閉店を聞くことが多くなっている。理由は様々だろうが、いつもそこにあったものがなくなるという寂しさは無論、それ以上に閉店後の地域住民への影響が心配になってくる。ガソリンだけでなく灯油にプロパン、その他諸々。そしてそこでの何気ない会話までなくなってしまうと思うと、寂しさ、不安は倍加する。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
6月30日(月)から7月6日(日)まで
価格上昇
仕切上昇
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06月30日付ヘッドライン
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