今冬も洗車機の凍結頻発
稼ぎ時に大きなダメージ
2023.2.20
 1月下旬、10年に1度という寒波が本道を襲い、30日に幌加内町朱鞠内で氷点下32・6℃と今シーズンの最低気温を記録した。最近不思議に思うのが「○○年に1度の○○」という表現を頻繁に見聞きすること。気象庁には確率降水量というものがある。過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると〇〇年に1度の確率で起こる」ことを統計学的に算出したものだそうだが、地球温暖化が原因なのか、その○○年に1度が毎年数回起こっているような気がする。


 今年も昨年と同様、SSのドライブスルー洗車機が凍結などの故障で使用できないというお知らせがLINEで頻繁に来る。あるSS所長は「天候に左右されがちなこの時期の洗車は、路面が緩む心配のない寒い日の方が来店客が多い」と話していた。タイヤ交換が終わり、車検や車販の需要期までの期間に洗車を油外の柱に据えるSSも多く、そんな稼ぎ時に故障が発生すると大きなダメージを被ることになる。さらに路面凍結が原因なのか、洗車機に車が衝突したSSもあったそう。各SSでは大雪や凍結に備え様々な対策を施しているが、やはり自然には勝てないのか。

 気象情報を提供するウェザーニューズのブログに「ある地点で50年や100年という長い期間にどのくらいの規模の雨がどんな頻度で降るのか」を知ることが大雨から身を守る上で重要だとあったが、そんなことよりも早く暖かくなれと願っているのは筆者だけでないはず。  (彰)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

■「採算販売」最優先に 北石連・商理事会が総会提出議案承認
■「まずは技術力磨け」 HNCが勝ち組SS応援セミナー
■基本方針への準拠求める 官公需で経産省が都道府県知事に要請
■LINEでショップカード 道エネチャレンジ西野3条SS
■油販増大へ集客策次々 東日本宇佐美セルフ山の手通宮ノ丘SS