部品交換で車を長寿命化
ユーザーへの訴え不可欠
2023.3.10
 テレビアニメ「サザエさん」でフグ田タラオ役を演じていた声優の貴家堂子さんが先月亡くなった。1969年の放送開始から53年以上にわたり演じ続けてきたことに驚き、さらに87歳で3歳のタラちゃんを演じていたことに感嘆した。

 サザエさんはそもそも1946年から新聞連載が始まった4コマ漫画。その時の年齢設定はサザエさんが24歳で、父磯野波平54歳、母フネ48歳(アニメでは50歳)だが、70歳代に見えなくもない。波平は禿頭で家ではフネともども和装。昭和21年の54歳は明治生まれだから、その当時は和装が当然だったのだと思うが、今の感覚だとどう見ても54歳には見えない。以前「今の60代、70代の人は昔の人に比べ10歳は若い」という話を聞いたことがあるが、これを見て確かにそうだと思った。

 10という数字で思いつくのが「10年10万km」。車の乗り換え(寿命)の時に「10年経ったから」 「10万kmを超えたから」とよく言われていた。今時の車は性能が向上したので、10年10万kmでは寿命は来ない。15年15万km、中には20年20万km乗っている車だってある。ただ、車を長く乗るためには消耗品の交換が大事になる。中でもゴム関係は10年10万kmで交換時期が来る場合が多く、電装関係や駆動系も10年前後で一旦リフレッシュするのがお勧めなのだそうだ。

 長く乗っている大事な車は、とかく外装の錆などに目を奪われがちだが、部品の交換こそが大事だと訴えていくこともひとつではないか。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
12月22日(月)から12月28日(日)まで
価格上昇
値戻し後の下げもあり

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