
雪解けが進んでタイヤ交換が入り始めるのを待ち本格化する本道石油業界の春商戦。道内SSの多くはWithコロナ、脱コロナを視野に、強いられてきた「我慢」という衣を脱ぎ捨て油販、油外の挽回、拡充に秘策を練るが、この時期の取り組みが今後を占う試金石になるとの見方もあり、持てる力を結集して確かな手応えを得る商戦とすることが求められる。
構造的な燃料油需要の減退にコロナ禍や原油価格の高騰、果ては人手不足など様々な重しが加わって厳しさにも拍車がかかる石油業界からは、かつて聞かれた「今や商戦に春も夏もない。毎日が勝負だ」という声が再び出ているが、季節の変わり目はどのような業界であれ一種の商機。特に春は雪に閉ざされた冬からの開放感で「財布の紐が緩む」とも言われ、絶好の好機となる。
そうした中で今年、道内SSの多くはWithコロナ、脱コロナを視野に、強いられてきた「我慢」という衣を脱ぎ捨て油販、油外の挽回、拡充に向けた秘策を練っている、というのが実情のようだ。
苦戦が続いた油販の挽回に向けては、カードの新規発行や各種アプリのフォロワー獲得による顧客の囲い込みなどで、また、油外の増販に向けても柱とすべきものを絞り込みながら、LINEによるクーポンの配信などでと、チラシやDMの送付、のぼりや看板の掲出などに頼ったこれまでの訴求方法とは趣をやや異にしつつ、様々な工夫が凝らされつつある。
一方、2030年代半ばのガソリン新車販売禁止が打ち出され、燃料油の先行きが見通せずに不安ばかりが先走りする中で、この時期の取り組みが今後を占う試金石になる、との見方もある。
そうした意味では、持てる力を結集しながら確かな手応えを得るための商戦としていくことも同時に求められている。
北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
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03月30日付ヘッドライン
■灯油商戦「まあまあ」で推移 最終盤で異常事態に直面 |
■系列外にも製品供給を エネ庁が元売などに要請 |
■自主廃業、倒産が増加 中央会が昨年の実態を調査 |
■石油業界の収益環境は2~3年内に悪化の可能性 戦略特集 |
■好調洗車に加えタイヤにも注力 キタセキ札幌新川SS |