充電器の設置は進むが
EVは急増してるの?
2023.5.5
 東日本、中日本、西日本のNexco社とe―MobilityPowerは高速道サービスエリア、パーキングエリアのEV・PHEV向け急速充電器を2025年までに約1100口増設すると発表した。電動車の普及加速が見込まれることから、EV急速充電器の高出力化・複数口化を推進し、2025年までに2020年度末の402口から5年間で2・7倍となる整備を行う。21年度に27口、22年度に82口、23年度に155口を整備し、年度末で666口とする予定だ。

 2022年に販売された乗用車(軽自動車+小型車+普通車)のうち、約45%が電動車だった。しかし、エンジンを搭載しない純粋の電動車となるとその割合は大幅に下がり1・7%しかない。電動車と言われるものの大半はハイブリッド車かマイルドハイブリッド車だ。22年度の電動車の販売台数が前年度比2・7倍の約5万9000台となっている。ただ、その大部分が軽自動車の日産サクラと三菱自動車のeKクロスEVで、ほかはそれほど増えていない。

 自動車専門誌はその理由として日本の自動車の所有形態を挙げている。複数台所有する場合、ファーストカーは遠方にも出かけるもので1回の充電で走行距離の短い電動車は選ばれない。もう1台は維持費の安い軽自動車となる。その状況がそのまま軽EVの伸びにつながったようだ。EVに代わるものではないが、すでに空飛ぶクルマが約2億円で販売が始まっている。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
6月30日(月)から7月6日(日)まで
価格上昇
仕切上昇

06月30日付ヘッドライン

■灯油代金の支払い平準化 エネコープが灯油積立サービス実施へ
■85.9%に何らかの影響 人手不足で道経済部が調査
■仕切り乱高下 道内各市場対応に苦慮
■負担軽減へ支援第4弾 LPガス利用者に北海道
■カーリースにも総力結集 車検客らに猛アピール ナラサキ石油東北通SS