
一時栄華を誇った温泉街の豪華ホテルが観光客の減少などから倒産・閉鎖し、廃墟と化す事案が北海道内の温泉街でも見られようになった。釧路管内弟子屈町の川湯温泉では阿寒摩周国立公園満喫プロジェクトに基づき景観向上のため国や弟子屈町がホテルの解体に乗り出し、新たなナショナルパークとしてブランド化を目指すこととしている。
車で郊外を走行すると、突然太陽光パネル群が目に飛び込んでくることがある。地球温暖化対策の一環として再生可能エネルギーの活用が叫ばれ、道内各地に太陽光パネルが設置されている。我が国では2011年の福島第1原子力発電所の事故後、太陽光パネルの設置が急速に広がった。道内の太陽光発電の累積導入量は10年前の約34倍となる214万kWに上っているそうだ。
これほど普及している太陽光発電だが、寿命を迎えたパネルの取り扱いが問題として顕在化してきた。パネルの寿命は20~30年と言われ、国内の廃棄量は、2020年に3000㌧だったものが、ピーク時の2036年には20万㌧程度になるとの試算がある。もちろん廃棄には費用が掛かるが、発電事業者が廃棄せず放置したり、不法投棄する可能性もあり、環境保全に資するはずの太陽光パネルが自然に負荷をかける有害ごみになる懸念もある。
SSも一時の勢いを維持し続けるのは難しい話だが、勢いを失った時でも体力を温存し、後ろ指をさされることなく事業を継続していくことが肝要だ。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
6月30日(月)から7月6日(日)まで
価格上昇
仕切上昇
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06月30日付ヘッドライン
■灯油代金の支払い平準化 エネコープが灯油積立サービス実施へ |
■85.9%に何らかの影響 人手不足で道経済部が調査 |
■仕切り乱高下 道内各市場対応に苦慮 |
■負担軽減へ支援第4弾 LPガス利用者に北海道 |
■カーリースにも総力結集 車検客らに猛アピール ナラサキ石油東北通SS |