
日本維新の会の猪瀬直樹参院議員が4月12日の憲法審査会でガムを噛んでいたとして同党の東徹参院国対委員長から厳重注意を受けた。これに関して「東京都知事までやった人がこのありさま。話にならない」や「国会でガムを噛むことがどういうことかくらい分からないはずがない」などといった批判が多数上がる一方で「居眠り議員よりはマシ」と一部に擁護する意見もあった。 「どっちもダメでしょ」と言いたいところだが、これも潮流なのか。
これについて「脳の闇」を書いた脳科学者の中野信子さんは「交流サイト(SNS)によって誰もが手軽に正義に酔える時代になった」 「正義をもって誰かを断罪する心地よさは危険」と指摘している。
今、北海道は北電とエアコンキャンペーンを展開している。道の発表資料に「道内の家庭から排出される温室効果ガスは全国の約1・6倍。6割以上の世帯で灯油ストーブが使用され、灯油のCO2排出量が全体の45%を占めている」と灯油が原因になっているかのように書いてあるが、積雪寒冷地の本道では暖房が必要不可欠で、北海道全体でも1・3倍と多いのにエアコンに切り替えたらどれだけCO2が減るのか。CO2を多く排出する石炭などで発電し価格高騰が続く電気を使うことで家庭の排出量は減っても全体がどうかという説明はない。
これだけだと灯油だけが悪者になる。こういった事実と違う事象には正々堂々と反論投稿があってもいいのではないか。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
6月30日(月)から7月6日(日)まで
価格上昇
仕切上昇
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06月30日付ヘッドライン
■灯油代金の支払い平準化 エネコープが灯油積立サービス実施へ |
■85.9%に何らかの影響 人手不足で道経済部が調査 |
■仕切り乱高下 道内各市場対応に苦慮 |
■負担軽減へ支援第4弾 LPガス利用者に北海道 |
■カーリースにも総力結集 車検客らに猛アピール ナラサキ石油東北通SS |