
2022年度の道内石油製品販売は、ガソリンや灯油など7油種合わせて982万7613kl。速報値ながら前年度を5・4%、50万kl余り上回っていたことが石油連盟のまとめで明らかになった。ナフサの大幅な減少に伴い2019年度から4年連続で1000万klを割り込むが、新型コロナウイルス感染症拡大で900万klにも届かなかった2020年度からは2年連続で上昇。需要の戻りを強く印象付けている。
4月から翌年3月までの道内石油製品販売(下表参照)は、ここ6、7年に限れば2017年度の1300万3129klをピークに漸減。2019年度に150万klを超すナフサの大幅な減少から1000万klを割り込み、また、2020年度には新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う行動制限や経済活動の縮小などから900万klをも割り込んでいた。
石油連盟のまとめによると、2022年度販売量(速報値)はガソリンや灯油など7油種合わせ982万7613kl。原油価格の高騰に伴う製品価格の高止まりが色濃く影を落としたが、ウィズコロナによる経済活動の活性化などから2年連続の上昇となり、前年度を5・4%、50万kl余り上回って需要の戻りを強く印象付けている。
油種別でも、大幅な減少が続くナフサを除く6油種いずれも前年度を上回った。ガソリンは、コロナ禍に伴う行動制限が外れ、最大で10連休となったゴールデンウィークを端緒に5カ月連続、今年に入っても1月から3カ月連続で前年を上回り、2・3%増の208万3133kl。
ここ数年、暖冬に悩まされ続ける灯油は、非需要期である夏場の大幅な伸びにも支えられ2・8%増の243万9903klとなり、宅配需要の増大などで1・0%増、219万7341klまで伸ばした軽油や火発需要の増大で13・8%増、159万7602klとなったB・C重油などとともにコロナ禍前の2019年度をも上回った。
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なお、今年3月単月の道内石油製品販売(右表参照)は、販売実績がなかったナフサを除く6油種合計で94万278klとなり、前年同月を2・5%、2万4000klほど下回った。
油種別ではガソリンやB・C重油、ジェット燃料油が前年を上回る一方で、灯油や軽油、A重油は前年を下回り、中でも灯油は、記録的な暖かさが続いたことから10・8%減の27万7590klにとどまった。
北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
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04月05日付ヘッドライン
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