札幌市場はフル168円
仕切り上昇分の転嫁が進まず収益確保への危機感が増幅する中で今月第2週早々、道内主要市場でほぼ一斉に値戻し、底上げが進展した。札幌や旭川、帯広などで3円程度、さらに釧路では7円を超す大幅な値動きとなり、レギュラーガソリン看板価格はセルフで165~169円にまで上昇。適正市況構築に向けて大きく舵を切る形となった。
札幌市場では今年3月第4週後半に2円程度の底上げが進展し、レギュラーガソリン看板価格がフル168円、セルフ165円大勢に持ち上がって以降、3カ月余りにわたって量販店の攻勢に端を発した値崩れ、値戻しを繰り返してきた。
その間、国の燃料油価格激変緩和事業による補助金を織り込んだ実質的な仕切り価格は、累計4円60銭の値下げ、8円90銭の値上げで推移してきたが、差し引き4円30銭になる上昇分は未転嫁のまま。口銭が15円を大きく割り込む中で、需要の減退にも悩まされる販売業者の危機感は募るばかりとなっていった。
そうした状況は札幌市場だけに限らず、旭川や函館、釧路など他市場でも同様。値戻し、底上げへの気運は日増しに高まり、販売業者それぞれにタイミングを推し量っていたのが実情だ。
札幌市場では6月30日の一部値戻しに続き、今月3日から3円程度の値戻しが進展。レギュラーガソリン看板価格をフル168円、セルフ165円まで戻したが、底上げへの意欲は旺盛で、今週早々にも未達分となる3円程度のさらなる上乗せが進んでいきそう。
他方、3日から旭川で3円、北見で4円、釧路で7円、4日から帯広で3円程度の値戻し、底上げが進展し、6月下旬に9円程度の値戻しが進んだ函館も含めて看板価格はセルフで165~169円にまで上昇した。
販売業社いずれも、当面はこのまま「静観」するようだが、適正市況の構築に向けて大きく舵を切った、とも言える状況になってきている。
セルフ165円が大勢に
北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
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