
先日、石協の役員と話す機会があり、その時若者の車離れが話題となった。 「我々が若い時には、車を持つことがステータスで、車を持ったらうれしくて用事もないのによく乗り回していた」と振り返っていた。その話を聞いた時に、以前、あるSSの所長が「我々が若い頃には無駄に走り回っていた」と話していたことを思い出した。確かに誰かが車を持つと、その情報はすぐに伝わり「じゃあ俺はあの車だな」などとライバル意識を持つ者もいた。
その当時は若者などに人気のあるスポーツタイプの車のほか、大衆用のセダンタイプの車があった。そのセダンの最高級車がトヨタクラウン。 「いつかはクラウン」と言われるほど羨望の的だったが、そのクラウンを大きく上回る超高級車がVIPご用達のトヨタセンチュリー。天皇陛下など皇室用にもなるこの超高級車にSUVタイプが出た。販売価格2500万円のこのSUVは全長5205mm、全幅1990mm、全高1805mmとセダンより長さが130mm短くなっているものの、幅で60mm、高さで300mm拡大している。
時代のニーズに合わせての改善、モデルチェンジは確かに必要だと思う。ただ、先日の災害時対応実地訓練の中で、昔のSSにあった機能が電動化などの最新化で今はなくなっており、停電後の漏水検査などに支障をきたすことがあるとの指摘があった。便利になるのは良いことだが、昔のまま、というものがあってもいいのではないか。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
5月5日(月)から5月11日(日)まで
価格下降
仕切り価格下落か
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05月10日付掲載予定
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