
自動車業界だけでなく様々なモビリティ産業も一緒に、多くの人達に「未来の日本」を体感してもらう場として、10月26日から今月5日まで東京で開かれたジャパンモビリティショー2023。1954(昭和29)年の全日本自動車ショウから数え47回目となる今回は、自動車だけでなくモビリティ業界にも門戸を広げたもので、未来の東京ツアーや先進自動車の試乗など多くのプログラムが盛り込まれ、期間中約111万人が来場した。
そのプログラムの一つに子ども向け体験型商業施設「キッザニア」も出展した。子ども達がアトラクションを通して憧れの職業を体験する大人気の施設。ジャパンモビリティショーでは自動車整備士、カーデザイナーや技術者など車を創る仕事をメーカーや関連企業が出展し子ども達が体験をした。現在、全国に3施設あるキッザニアのうち2施設にあるガソリンスタンド体験が出展されなかったのが少し残念ではあるが。
モビリティには関連が薄いのか、石油業界やSS関連の企業は数社が協力企業として名を連ねるにとどまった。出展しなかったのかできなかったのかは定かではないが、未来の東京や先進自動車が展示される中で、未来の石油業界とSSの姿を見せることも、将来、この業界で働きたいと思う子どもが育つ良い機会になるものと思う。本道でも来年1月に「札幌モビリティショー」が開催されるが、石油業界も含め、どんな未来が見られるのか楽しみに待ちたい。 (彰)
北海道のガソリン価格予想
11月27日(月)から12月3日(日)まで
価格上昇
仕切上昇分を転嫁か
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11月30日付ヘッドライン
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