
ものを大切にする。小さい頃から家庭や学校で教わり、誰もが持っている徳目。車などは故障したら修理して長く使っているが、最近の家電などは、修理代金が新品価格とそん色なく、先々を考えたら新品を買った方が得策だと家電店で勧められ、使い勝手がよく愛着のあるものを手放すことがある。
今年の税制改正でグリーン化特例が2026年3月末まで延長となった。自動車の所有には自動車税、自動車重量税、環境性能割の3種類あるが、燃費や排ガス性能の良い自動車の自動車税を軽減するグリーン化特例の対象車両は環境性能割に該当するもので、電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車、プラグインハイブリッド自動車などを新車新規登録した場合に限り、翌年度の税負担が概ね75%軽減される。
軽減措置がある一方で税負担が重くなる車もある。車の使用実態や環境負荷などを考慮することなく新規登録からガソリン車で13年など一定期間経過した車にはおおよそ15%課税される重課措置というのがある。これは、ものを大切にするという精神に反するものだと思うが。
ガソリン税などに上乗せされ続けている「当分の間税率」やガソリン税に消費税が課税される二重課税(Tax on Tax)など、車利用者ばかりでなく国民すべてが疑義を持つような税制がある。こういった税負担が車取得にブレーキをかけているとしたら…。関係者一体となって是正を求めていくべきではないのか。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
11月17日(月)から11月23日(日)まで
変わらず
国の補助金拡大に伴う値下げも一段落
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11月15日付ヘッドライン
■札幌市場、値動きに微妙な変化 暫定税率廃止へ「元値」づくりも |
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