セルフ決済進化したが
現金派向けがあっても
2024.2.20
 モノの進化はすごいもので、生活が便利になるモノ(事)は21世紀になり加速している感がある。特にここ数年の自動車関連の機能は少し前まで想像もしなかったことが起きている。例えばスマートキーやキーレスエントリー。数十年前はドアの開閉、エンジンスタートにはカギを差し込んで回さなければならず、カギの閉じ込めなども頻繁で、カギを別々に2つ持っていたことも。駐車支援システムや自動ブレーキ、自動運転などは、昭和世代には小説やマンガの中の機能だったが、それがどんどん実現されている。

 映画「バックトゥザフューチャー2」は2015年、「ブレードランナー」は2019年の未来(すでに過去だが)に空飛ぶ車が登場する。現実世界でも空飛ぶ車は実用化までもう少しだといい、映画の世界に追いつくのも遠くない。

 SS業界では、1998年のセルフ解禁から昨年3月までに、全国では38・3%、本道では33・2%がセルフ化している。これもある意味で進化だ。フルサービスも高齢ドライバーを中心に根強い人気があるが、ハンディ端末による給油許可も進化の一つだろう。

 気になるのは、セルフ給油の際、お札を複数枚同時投入できる計量機に出会ったことがない(実際にはあるのかもしれないが)こと。クレジットカードに紐づいた決済ツールやアプリ決済だけでなく、少なからずいる現金派のために、便利な複数枚投入の計量機が普及したなら大いなる進化と呼びたいもの。   (彰)


北海道のガソリン価格予想
4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため

04月30日付掲載予定

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