
2月に入って道内主要市場の自燃油価格は、仕切り上昇分の転嫁などが進む一方で軟化も繰り返したことから、道内35市の多くが納入価格を据え置くか改定を見送っていたことが今月6日現在の本紙調査で明らかになった。加えて値下げも少なからずあり、レギュラーガソリン35市平均価格は前回調査から13銭下がって159円30銭、軽油も18銭下がって145円81銭となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内主要市場では、2月に入っても国の補助金を織り込む元売仕切り価格実質上昇分の転嫁や底上げなどが進む一方、量販店が付ける安値に引きずられるかたちで軟化も進展。これが繰り返される中で、道内35市のうち10市が前回調査(2月6日現在)以降の価格改定を見送り、また、同数の10市が価格をそのまま据え置いた。
残る15市については価格改定のタイミングのズレなどから6市が最大3円の値上げ、9市が最大4円の値下げと対応が分かれ、レギュラーガソリン35市平均価格は前回調査から13銭下がって159円30銭、同様に軽油も18銭下がって145円81銭となっている。
レギュラーガソリンの最高値は、消費税込みで180円超となる稚内の168円、一方で最安値は芦別の149円60銭だった。
■灯油・A重油
灯油については、プライスリーダーのコープさっぽろに動きはないものの、仕切り上昇分の転嫁に動く販売業者が少なくないことから、価格改定見送り10市、未納入1市を除く24市のうち12市が価格を据え置く一方で12市が最大3円値上げ。34市平均価格は82銭上がって108円31銭となった。
A重油もほぼ同様の動きとなり、未納入1市を除く34市平均価格は62銭上がって107円55銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
9月1日(月)から9月7日(日)まで
変わらず
下げ基調旺盛も
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09月05日付掲載予定
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