
道内主要市場ではここしばらく、自燃油価格をめぐり底上げ、軟化、値戻しを繰り返しており、道内35市の燃料油納入価格も14市が改定を見送るほか、改定のタイミングの違いで対応にバラツキの出ていることが今月9~10日の本紙調査で明らかになった。一方で灯油、A重油は市場の動きが限られていることから、改定見送りも含め価格を据え置く市が多くなっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内35市の多くは、毎月20日過ぎに納入業者からの申し出や独自調査に基づき価格を改定、新価格を月初に遡るか翌月1日に繰り延べ適用しているが、道内主要市場ではここしばらく底上げ、軟化、値戻しを繰り返しており、そうしたことなどから14市が価格の改定を見送るほか、残る21市も改定のタイミングの違いで、レギュラーガソリンについては9市が最大3円値上げ、5市が最大11円値下げする一方、7市が据え置くなど対応にバラツキが出ている。
そうした中でレギュラーガソリンの35市平均価格は、前回調査(4月4日現在)を36銭下回る159円35銭となり、最高値は稚内の168円、最安値は芦別の146円60銭。
軽油もほぼ同様、35市平均価格は前回調査を46銭下回る145円82銭となっている。
■ 灯油・A重油
灯油は、プライスリーダーのコープさっぽろに動きがないことから市場の動きも限定的で、改定見送り14市、未納入1市を除く20市のうち値上げは芦別の大口だけ。芦別の小口とほか3市は値下げし、16市が価格を据え置いたことで、34市平均価格は前回を02銭下回る107円79銭となった。
A重油もほぼ同様の状況だが、未納入3市を除く32市平均価格は、前回を74銭上回る108円31銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
7月7日(月)から7月13日(日)まで
変わらず
仕切によっては下げも
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07月15日付掲載予定
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