あいさつする河辺会長・理事長
北石連・商(河辺善一会長・理事長)は札幌市内のホテルで16日、2024年度通常総会・総代会を開催。健全経営に向けた「仕入れ価格に見合った価格での販売」を最優先課題として位置付ける本年度の事業計画や収支予算などを決め、新年度の歩みをスタートさせた。また、任期満了に伴う役員改選で河辺会長・理事長ら執行部を再選した。
通常総会・総代会では冒頭、河辺会長・理事長があいさつ。 新型コロナウイルス感染症が5類に移行して1年、我々の活動、生活はコロナ禍前に戻った感じがする、としつつも、一方で脱炭素の加速化、中東情勢の緊迫化、円安の進行、人手不足の深刻化などを引き合いに「石油販売業界を取り巻く環境は厳しい状況にある」と指摘。その上で「生き残るためには様々な支援を勝ち取っていくことが必須条件。これまで以上に全石連や油政連と歩調を合わせた取り組みが必要になる」と訴え、一枚岩の結束を呼びかけた。
このあと平征浩常任理事(帯広石協理事長)を議長として議案審議に移り、2023年度事業報告、収支決算報告などを承認するとともに、2024年度事業計画、収支予算なども原案どおり決定。任期満了に伴う役員改選も行った。
事業計画では従前と同様、地域社会のインフラとしての安定供給、災害時の「最後の砦」としての役割を果たすためにも人材確保、健全経営に努めていくことが必要だとして「仕入れ価格に見合った価格での販売」を最優先課題として位置付けるとともに、諸課題払拭に向けて全石連、油政連と一体となった取り組みを進めるなどとし、それら事業遂行に充てる収支予算には、連・商合わせて決算対比450万円余りの増となる8215万円余りを計上した。
また、役員改選では理事・幹事選出後の臨時理事会で河辺会長・理事長のほか、菅原耕氏、原谷真人氏、髙橋信二氏、杉江俊太郎氏、杉澤健次郎氏を副会長・副理事長に再選した。
本年度の事業計画などを決めた通常総会・総代会
北海道のガソリン価格予想
11月4日(月)から11月10日(日)まで
価格上昇
値戻しの可能性
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11月05日付ヘッドライン
■BCPの策定を後押し 苫小牧石協が「研修会」開催 |
■ゼロカーボンへの昨年の施策などを審議 道環境審温対部会 |
■灯油への補助継続を 道消費者協会が道経産局などに緊急要請 |
■NEK釧路放送局と災害時協定 釧根石協釧路支部 |
■来店の「しやすさ」追及 技術磨き清掃も徹底 道エネ菊水SS |