過去10年最小 548億円

物流効率化で需要減少
2024.6.5
 道税収入で大きなウエートを占める軽油引取税の令和5年度調定額(課税総額)は、暫定値ながら548億4405万7千円にとどまっていることが道総務部財政局税務課のまとめで明らかになった。物流の効率化などによる需要の減少により、新型コロナウイルスの感染拡大で需要を大きく落とした2年度にも届かず、過去10年では最も少なくなっている。

 調定額は、石油販売事業者など特別徴収義務者からの申告分に不正混合などによる更正決定分を合算したもので、滞納分は含まれない。

 令和5年度(令和5年4月~令和6年3月)の調定額は、暫定値ながら548億4405万7千円となり、年度当初の見込み額548億6826万6千円を2420万9千円下回った。

 また、令和4年度の566億円1981万3千円(確定値)に17億7575万6千円、新型コロナウイルスの感染拡大で大幅減となった令和2年度の553億6677万8千円にも5億2272万1千円届かず、過去10年で最少となっている。

 石油連盟のまとめによると、本道での令和5年度の軽油販売は、物流の効率化や貨物輸送の減少などで4月から12カ月連続で前年を割り込み、前年度比2・4%、5万2千kl余り減の2145万5004klだった。

 ちなみに過去10年(表参照、平成26~令和4年度は確定値)では、26年度に消費税増税で600億円を割り込み、翌27年度には記録的な暖冬でさらに減少。28年度から勢力の強い台風の同時上陸などで甚大な被害を被った道東や道北での災害復旧工事で上向いたが、その後は新型コロナウイルスの感染拡大や記録的な大雪などを要因に増減を繰り返してきている。 

 なお、令和6年度当初見込み額は、5年度と同じ548億6826万6千円となっている。


北海道のガソリン価格予想
9月28日(月)から10月4日(日)まで
価格上昇
週末下げ、週初め値戻しパターン

09月30日付掲載予定

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