どうなるガソリン補助
廃止の影響を最小限に
2024.6.5
 その記事を目にした時に「嘘だろう」と思った。先進7カ国の中で、日本のガソリン価格が最も安いというのだ。価格高騰を抑制するため我が国では、2022年から元売などにガソリン補助金を出し、4月末で終了予定だったものを延長しているという中で、産油国からも遠く1番高いと思っていたのに1番安いとはどういうことなのか。


 国際エネルギー機関(IEA)によると、今年3月時点でのガソリン価格(税抜き、ドル建て)はフランスが1㍑0・951㌦で最も高く、それにスペインやイタリアが続いてアメリカが6番目。7番目、1番安い日本はフランスより3割も安い0・681㌦だそうだ。1人当たりの国民所得が違う、つまりフランスが日本より3割以上も所得が高いからガソリン価格も高いのではとも思ったが、調べると日本とフランスは同水準のようだ。

 電気やガスの補助金があす31日で切れるが、ガソリン補助金は政府が進める脱炭素政策に逆行するという指摘がある。また、会計検査院の調査で補助金開始後の22年2月から23年3月までの小売価格と卸価格の差が19円40銭と、開始前に比べ1・6円広がったという結果が出ている。ある大学教授は「一部の事業者が過剰にマージンを得られる仕組みが問題だ」とも指摘している。

補助金が今後どうなるか最大の関心事であることに間違いはないが、どうなるにしろ国の施策変更なのだから、販売業者への影響を最小限にする施策であるべきだ。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
6月24日(月)から6月30日(日)まで
変わらず
値下げの動き旺盛

06月25日付ヘッドライン

■夏商戦追い風弱く 今こそ収益確保前面に
■影響度合い徐々に改善 道が原油・原材料価格高騰で調査
■中小向け物品、72%維持 道の官公需契約目標
■車検「次の一手」模索 道エネチャレンジ新琴似
■道内工事現場にB5軽油 出光興産、鹿島建設、エア・ウォーターが連携