
5月30日付のこの欄で、先進7カ国の中で日本のガソリン価格が1番高いと思っていたら1番安いと分かって驚いたと書いたが、それと同じかそれ以上に驚いたことがあった。藤井聡太名人が紋別市のホテルオホーツクパレスで行われた第82期名人戦7番戦で豊島将之9段を下して防衛した時のことである。
実力者である藤井名人が防衛したことは取りたてて驚くことではないし、新聞社などの主催だから、何らかの経緯で紋別市で開かれたのだろうくらいに思っていたら、7番戦の開催地7カ所は「公募」で選んでいたということに驚いた。それを知った紋別市の職員が市政70周年の節目にと「ダメもと覚悟で応募」したら、様々な条件をクリアして決まったのだという。
将棋界きってのスーパースターの来訪で地元は大盛り上がり。一挙手一投足が多くの注目を集めた。「勝負めし」や「勝負おやつ」はすぐニュースになった。2人とも「勝負おやつ」として選んだのは地元高砂屋菓子舗が店頭でのみ販売する「紋太くん塩バターどら焼き」。それが分かるとすぐに「ネットで買えないのか」との問い合わせが殺到、地元の菓子舗が全国区になった瞬間でもある。
ガソリンには様々な規制などがあって、急に差別化され人気になるというものではない。ただ、電動車の普及が進まず、将来的に微妙になっている今、将来のスーパースターが「HVと合成燃料」という組み合わせになったとしても決して驚くものではない。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
5月5日(月)から5月11日(日)まで
価格下降
仕切り価格下落か
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05月10日付ヘッドライン
■2029年度 1億2220万klに 石油製品需要見通し |
■期待失せ盛り上がり欠く 価格高騰が追い打ち GW商戦 |
■自給率15.3%に上昇 2023年度エネルギー需給実績 |
■市町村・特別区で97%に 地方公共団体の非常用電源設置 |
■好調車検「まだまだ取る」 道エネ東白石SS |