
5月30日付のこの欄で、先進7カ国の中で日本のガソリン価格が1番高いと思っていたら1番安いと分かって驚いたと書いたが、それと同じかそれ以上に驚いたことがあった。藤井聡太名人が紋別市のホテルオホーツクパレスで行われた第82期名人戦7番戦で豊島将之9段を下して防衛した時のことである。
実力者である藤井名人が防衛したことは取りたてて驚くことではないし、新聞社などの主催だから、何らかの経緯で紋別市で開かれたのだろうくらいに思っていたら、7番戦の開催地7カ所は「公募」で選んでいたということに驚いた。それを知った紋別市の職員が市政70周年の節目にと「ダメもと覚悟で応募」したら、様々な条件をクリアして決まったのだという。
将棋界きってのスーパースターの来訪で地元は大盛り上がり。一挙手一投足が多くの注目を集めた。「勝負めし」や「勝負おやつ」はすぐニュースになった。2人とも「勝負おやつ」として選んだのは地元高砂屋菓子舗が店頭でのみ販売する「紋太くん塩バターどら焼き」。それが分かるとすぐに「ネットで買えないのか」との問い合わせが殺到、地元の菓子舗が全国区になった瞬間でもある。
ガソリンには様々な規制などがあって、急に差別化され人気になるというものではない。ただ、電動車の普及が進まず、将来的に微妙になっている今、将来のスーパースターが「HVと合成燃料」という組み合わせになったとしても決して驚くものではない。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
9月15日(月)から9月21日(日)まで
価格上昇
値戻し
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09月10日付ヘッドライン
■12市が改定見送る、ガソリンは多くが値上げ 道内35市燃料油納入価格 |
■増販への努力結実 夏商戦「意外に良かった」 |
■道内中小認定率2.42% 事業継続力強化計画 |
■影響あり漸減92.2% 道が原油・原材料価格高騰で調査 |
■「徐々」より「劇的」な拡販模索 中和石油セルフ簾舞 |