車検で続く制度の改正
またとない増販の機会
2024.7.15
 昨年7月に検査標章の貼付位置が、フロントガラス上部中央から運転席側の上部に変更となって1年が経過した。 「自動車の前面ガラスの内側に前面から見やすいように張り付ける」というのが「運転席側上部で車両中心から可能な限り遠い位置に表示する」に変更となったもの。以前はルームミラーに遮られて、それほどの存在感はなかったが、今のは運転中も視界に入って視界の妨げになるという声も多いそうだ。

 車検に関し国土交通省は6月25日、車検証の有効期間満了日の2カ月前から車検が受けられると発表した。現在は1カ月前から満了日までとなっているが、車検需要が年度末に集中し、自動車ユーザーが整備や車検の予約を取りづらく、自動車整備士も残業や休日出勤に追われるという問題が生じていたため、残存する有効期間が失われることなく2カ月前から受けられることに改めた。自賠責保険の有効期間も整合させるため規則を改正する。

 車検の第3弾は、ヘッドライト審査が8月1日から全面的にロービームだけになるというもの。ハイビームだったものが2015年の車検規定改正でロービームとなった。ただ、当時はロービーム検査に適合しない車もあって9年間の経過措置が取られ、その猶予期間が7月末で終わる。ロービーム検査で基準に適合しない要因は、レンズ面の曇りとライト内部のリフレクタの劣化と言われている。こうした改善に的を絞って車検の増販を図ってはどうか。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
9月15日(月)から9月21日(日)まで
価格上昇
値戻し

09月10日付ヘッドライン

■12市が改定見送る、ガソリンは多くが値上げ 道内35市燃料油納入価格
■増販への努力結実 夏商戦「意外に良かった」
■道内中小認定率2.42% 事業継続力強化計画
■影響あり漸減92.2% 道が原油・原材料価格高騰で調査
■「徐々」より「劇的」な拡販模索 中和石油セルフ簾舞