経営は厳しさを増すが
最賃の引き上げは確実
2024.8.5
 今年は春闘でも高い伸びを示したことで最低賃金の引き上げは間違いない。本年度の最低賃金の引き上げの有無を検討する議論が6月25日に中央最低賃金審議会で始まり、今月24日に引き上げ目安が50円に決まった。本道でも北海道労働局が今月3日、北海道地方最低賃金審議会に改正決定について諮問。専門部会での審議などを経て8月5日に答申を受け、10月上旬の発効を目指す。


 昨年は43円と過去最高の引き上げ額となり、全国平均は1004円と初めて1000円を突破。本道も40円の引き上げで960円となった。最高が東京都の1113円で最低が岩手県の893円、220円の開きがある。

 全都道府県を1000円以上にという要求がある。39道県が1000円以下で、本年度中には難しいものの、来年度には目指すべきという意見も。

 都内の食品製造・販売店が人手不足から時給1320円を1500円に引き上げてアルバイトを募集したら直後から応募が急増。 「人がいないのではなく、高い所、高い所へと移動しているのでは」と店主が話していたそうだ。一方、これ以上の引き上げは難しいという店もある。客離れの恐れから仕入れ価格の上昇分を価格に転嫁できない状況が続き、これ以上の引き上げは閉店につながるという店も。

 労働者あっての企業だが企業あっての労働者でもある。人材確保の重要性は十分承知していながら、経営者にとって厳しい経営環境はまだまだ続く状況下にある。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月4日(月)から5月10日(日)まで
変わらず
前週の値下げ、そのまま維持か

04月30日付ヘッドライン

■マージン縮小に危機感 「安値合戦」再び顕在化
■収支予算など総会提出議案承認 北石連・商が理事会
■減少続かず7年度11件 危険物取扱者の「違反行為」
■経営への影響依然9割超 道が原油価格などの高騰で調査
■需要の創出などが課題 水素・アンモニアの社会実装で経産省