燃料価格は本当に高い?
低燃費化でコストは減少
2024.8.10
 ある雑誌に昭和を特集する記事があり、バブル崩壊という文言があった。バブルと聞くとワンレン、ボディコンの女性がジュリ扇を振りながらお立ち台で踊るジュリアナ東京を一番に思い出すが、これは土地などの資産価格上昇に伴う狂乱好景気で、様々な影響を及ぼし、車の装備の豪華さにもつながった。この時、ワイパー付きサイドミラーが国産車に装備された。

 初装備は1980年生産の日産レパードだと言われている。当時はまだフェンダーミラーだったが88年にデビューした日産シーマはサイドミラーにワイパーを装備し広く普及した。それと競うように同年生産開始のトヨタマークⅡやチェイサー、クレスタはサイドミラーではなく、何とサイドウインドーにワイパーを装備していた。

 ここまでくると本当に必要なのかと思いたくなるし、実際、今の車には装備されていない。当時は最高級の装備として注目されたのかもしれないが、時とともに廃れていったようだ。

 今、ガソリン価格の高騰が指摘されているが、果たしてそうか。2004年のトヨタカローラの燃費は1㍑13~18km程度で、現在のHVだと27~30kmだそうだ。仮に月間1000km走行したとしよう。2004年の燃費を13kmとしガソリン価格を113円だとすると月間経費は8692円。現在のHVで燃費27km、ガソリンを175円だとすると月間軽費6481円。移動コストは低燃費車で大幅に減額。決して移動コストが高い訳ではない。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
6月23日(月)から6月29日(日)まで
価格上昇
仕切上昇

06月20日付ヘッドライン

■12年ぶり札幌で盛大に 全石商・協が通常総会
■次世代エネルギーの商用化提起 エネルギー白書2025閣議決定
■中小向け物品は72% 道が官公需契約目標など決定
■再エネ由来の水素供給へ札幌市など推進協議会立ち上げ
■ドラスルの増販着々 中和石油EneJetモエレ沼