景況感は「良くなった」７・７％、「悪くなった」５７・５％、暮らし向きは「ゆとりが出てきた」３・６％、「ゆとりがなくなった」５５・７％、物価は「かなり上がった」６５・８％、「少し上がった」２９・２％、「ほとんど変わらない」３・２％。これは日本銀行が全国の２０歳以上４０００人を対象に５月から６月にかけて行った「生活意識に関するアンケート調査結果」である。この結果を見て言えることは、我が国の暮らしぶりは確実に悪化しているということ。


　多くの人が節約に向かわざるを得ない状況で、ガソリンの給油でも、リサーチして１円でも安いところで、という人は少なくない。一方で価格は量販店と一線を画し、サービスの充実などで顧客離れに歯止めをかける店舗も多いはず。

　油外で、気になるものが誕生した。ダンロップがこのほど発表した次世代オールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」だ。１０月１日発売開始のこのタイヤは路面状態に合わせゴム自ら性質を変化させる。水に触れるとゴム表面が柔らかくなってウエット路面でのグリップ性能が向上、低温の氷上路面でもスタッドレスタイヤと同等にゴムが柔らかくなってグリップ力を発揮する。２月に旭川市で行われた試乗会でも同社のスタッドレスタイヤ・ウインターマックス０２と同等の制動性能を示した。

　タイヤ交換はＳＳの主力商材であり、タイヤ交換からタイヤ販売という一連の流れの中で、交換がなくなるのは大きな痛手となろう。　　　（祐）