雨が災いし油販は思いのほか伸びず
ジェット燃料油が不足するほどインバウンドが急回復し、最大で9連休となるなど昨年を上回る増販が期待された今年の盆商戦は台風の影響で尻すぼみ。台風、雨という天候要因で外出や帰省を控えたことから自燃油の売上げは昨年より悪かったという声とともに、洗車は雨にたたられて「良くなかった」との声が大勢を占め、雨が災いした商戦となった。
昨年は、5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類となって、前年を上回る売上げにつながったが、今年は台風5号と台風5号から変わった熱帯低気圧の影響で道央、道南圏は盆入りの13日などが雨にたたられたほか、道内他地域でも雨模様といった状況が続き、油販、洗車ともに前年より悪いという声が大勢を占めた。
道央圏で札幌市内は大勢と同じ状況のSSが多い中、昨年より良かったというSSもあり、2時間の時短営業で対応したSSも。また、空知管内では14日から16日まで店休にした掛け中心のSSも見られた。洗車は押しなべて低調。
道南圏では南海トラフ沿いの地震や台風で観光客が減少。 「今までにないくらい暇」 「平日より悪い」 「ガラガラ」という声があり、洗車は雨の日が多く低調に推移。道内有数の胆振管内の温泉街では「外国人が多かったが思ったほどではなかった」とする一方で「地方ナンバーが多く、うちは良かった」と話すSSも中にはあった。
道北圏では、上川地方や宗谷地方で自燃油が昨年より出た、というSSがあったほか、近隣SSが改装オープンし「油販は減ったが、レンタカーや修理が良かった」と話す所長もいた。
比較的台風の影響が少なかった道東圏でも、昔のお盆という感じはしない、それほど出ていないという声が多い中、レンタカーなどの来店で油販は昨年より多かったというSS、13日の値上げを事前に告知したため12日までは忙しかったが、それ以降は暇だったというSSもあった。
価格が高止まりする中で、買い控えといった傾向も多少聞かれたが、それ以上に今年は雨が災いした盆商戦となった。
北海道のガソリン価格予想
4月27日(月)から5月3日(日)まで
変わらず
仕切り価格が微小な動きのため
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04月30日付ヘッドライン
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■収支予算など総会提出議案承認 北石連・商が理事会 |
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