
深刻の度合いをさらに深め、石油製品の安定供給にも支障が懸念されるなど危機感が募る道内SS業界の人手不足。 「永久的課題である」と人事担当者をしてそう言わしめるほどになっているが、緩和策的なものはないのだろうか。
厚生労働省が敬老の日に合わせて公表した9月1日時点の国内の100歳以上高齢者は、昨年より2980人増えて9万5119人。このうち本道は166人増の4800人と過去最高だそうだ。最高齢は明治44年生まれの112歳の女性。この方々の長寿に敬意を表し「末永くご健康で」と言いたくなる。
同時に同省が公表した65歳以上の高齢者人口も過去最高の3625万人。前年より2万人増えて総人口の29・3%となり、その割合は年々増加している。65歳以上の就業者数、つまり65歳以上の働く人は全就業者の13・5%を占める914万人。65歳以上の4人に1人は就業しており、特に65歳から69歳までに限ると2人に1人となっている。
15歳から65歳までの我が国の生産年齢人口は、ピーク時の1995年で総人口の69・5%となる8716万人だったが、2023年には6割を切る59・4%の約7400万人まで減少している。人口が減少し、働く人も減少する中で、唯一増加しているのが高齢者人口であり、高齢者の就業である。時短、日払い、単発というのが近年の働き方のトレンドだそうだ。問題は様々あろうと思うが、高齢者の採用というのを考えてみてはどうか。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
6月2日(月)から6月8日(日)まで
価格下降
補助金投入で下落続くか
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06月10日付掲載予定
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