パンク修理もおてのもの
もっとSSを宣伝しては
2024.10.10
 最近は道路の路面状態が良くなり、あまりパンクすることもなくなったが、それでも時にはパンクすることがある。


 2009年のエコカー政策施行から燃費性能の良い軽量なコンパクトカーが人気を博し、荷室スペースを広くとるためにスペアタイヤを搭載しない車が増えている。法律上は現在、スペア(テンパー)タイヤの搭載義務はなく、搭載しなくても車検は通る。

 その反面、コンパクトで場所を取らないパンク応急処理キットを標準装備する車が多くなっている。ただ、低コストでジャッキアップなどに不慣れな人も簡単に修理できるキットは近くのSSなどへの一時的な移動を想定したもので、修理剤を注入したタイヤは継続利用できず、タイヤの買い替えが必要になる。つまりはパンクしたら、新品のタイヤ1本分にパンク修理剤5000円程度がかかるということになる。

 近くにSSなどがあった場合、パンクの修理は一般的に外面修理だと大体2000円程度、より専門的な内面修理でも5000円程度で済む。修理キットに頼らないで内・外面のパンク修理をした方がずっと得だということになる。

 これからタイヤの交換シーズンを迎える。交換に来た顧客に対し「もしもタイヤがパンクしたら、応急処理キットを使わずSSで内・外面の修理をした方がお得ですよ」というような豆知識的チラシを配布すれば、 「この店は…」といった顧客の信頼を勝ち取ることにもつながっていくのではなかろうか。  (祐)


北海道のガソリン価格予想
6月2日(月)から6月8日(日)まで
価格下降
補助金投入で下落続くか

06月10日付掲載予定

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